日本人の体質にあった食事をして、健康的な老けない体を手に入れましょう。

食べ方次第で老化は防げる

私たちの体は、日々の食べもので作られています。体に良いものを選び、食べ方を工夫すれば、老けない体を手に入れることが可能です。この半世紀で、日本人がとる「脂肪と糖質に偏った、味が濃く添加物の多い加工食品」の量は急激に増えました。それに対し、新鮮な野菜・果物など素材そのままを味わう「天然食品（自然食品）」をとる量は少なめで、両者のバランスが崩れているのが現状です。世の中にあふれる食品の中から、体に悪いものを見分けることができる目や知識を養い、さらには、老化に太刀打ちできる食習慣を身につけていきましょう。

①主食は米

稲作文化の根付く日本では、はるか昔からお米が食べられていました。特に玄米は、完全栄養食と言われ、ビタミン・ミネラル・食物繊維などが豊富です。

②穀物と野菜中心

農耕民族だった日本人の食生活は、お肉や魚ではなく穀類と野菜が中心。消化期間や消化酵素も、穀類と野菜の食生活にあわせたものとなっています。

③多種多様な発酵食品をとる

腸内環境を整える発酵食品は、実は平安時代から食べられてきました。特に大豆を使った発酵食品は良質なたんぱく源として欠かせない食材です。

2017.03